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地元企業とのコラボフェアを展開。信州のおいしさを多くの人に知って、楽しんでもらいたい

創業100年を超えるアルピコグループの一員であり、2022年、ホテル事業に特化した新会社として誕生したアルピコホテルズ株式会社。「世界に誇る山岳リゾート信州」の価値創造に貢献するという理念を掲げ、長野県内で6つの宿泊施設を運営しています。今回は松本駅近くの「ホテルブエナビスタ」調理部 西洋料理 カフェ&ダイニング ラ・カフェテラサ(以下 ラ・カフェテラサ)料理長の大澤卓也さんに、しあわせバイ信州にまつわる取り組みについてうかがいました。
「ラ・カフェテラサ」で行ったナガノトマトとのコラボフェア。愛果(まなか)のオーブン焼きはとろけるおいしさだったとか
ナガノトマトとコラボした期間限定ブッフェが大好評
ホテルブエナビスタ直営のレストラン4店舗では、季節に合わせてさまざまなフェアを開催しています。なかでも、主に観光目的で訪れるお客様に「信州にはこんなおいしい食材があるんですよ」ということを知っていただきたくて、地元企業とコラボした取り組みも期間限定で行っています。
例えば、トマトケチャップやなめ茸などで知られるナガノトマトさんとタッグを組んだフェア。こちらはナガノトマトさんから、ホテルゲストに商品を知ってほしいとお声がけをいただき、2022年のGWに朝食会場でケチャップの配布を行ったことが始まりでした。
翌年夏にはラ・カフェテラサで、オムライスやピザマルゲリータ、ナポリタンなど、ナガノトマトさんの商品を使ったブッフェメニューを展開。トマトが採れる夏の時期でしたので、ナガノトマトオリジナルのブランドトマト「愛果(まなか)」をアピールすべく、フレッシュな愛果(まなか)を使った期間限定のメニューも考案しました。
通常はナガノトマトオリジナルケチャップやトマトジュースとして加工するもので、生で出回ることはないため、厨房で使わせていただけるのはかなり貴重な体験でしたね。特に愛果(まなか)のピューレをオリーブオイルとブラックペッパーで仕上げた冷製オードブルは、「フレッシュなトマトの味がしっかりしておいしい!」と、お子様から大人まで大変好評をいただきました。
ナガノトマトの契約圃場を訪れ、生産者の声を聞いたという大澤シェフ(右)。「大切に育てられたトマトなんだなと実感しました」
この年はラ・カフェテラサのほか、中国レストラン「聖紫花」(以下 聖紫花)やホテルショップ&ペストリー「パセオ」(以下 パセオ)でも、それぞれのシェフが考えたオリジナルメニューが並びました。聖紫花ではナガノトマトさんのトマトジュースを青島ビールや桂花陳酒と合わせたカクテル、パセオでは愛果(まなか)を使用したトマトカレーパンや、ナガノトマトオリジナル商品を使用した味噌カツパンなど。
ナガノトマトさんのトマト製品のおいしさを、いろいろな角度からお客様にお伝えできたのではと考えています。
さらに2024年夏のフェアでは、通常は朝食で提供するオムレツをランチブッフェでもご用意し、5種類のトマトケチャップを食べ比べできるように。
連動して、ホテルショップでナガノトマトさんのケチャップなどの商品を販売したところ、売れ行きも非常に好調でした。「レストランで食べておいしかったから」と多くの方にお買い求めいただいたことは、ひとつ取り組みが成功したようで、とてもうれしく感じました。
現在もラ・カフェテラサの通常の朝食ブッフェでは、ナガノトマトさんの「つぶつぶ野菜入りケチャップ」はオムレツに添える定番になっています。
味噌にハチミツ、鰹節…松本のおいしい食材を多彩なメニューに
二年味噌で知られる松本・丸正醸造とコラボしたブッフェは過去2回開催し、今年は3月1日(土)~31日(月)を予定
コラボフェアはほかにも、明治創業の味噌醤油蔵・丸正醸造さんや、信州のミツバチから採取した加熱殺菌しないハチミツで人気の信州蜂蜜本舗さん、大正創業の老舗・植田鰹節店さんといった、地元松本の企業さんにご協力いただきました。
ラ・カフェテラサは洋食のブッフェレストランですが、味噌や鰹節のような和の食材とのコラボはとても興味深くて。例えば丸正醸造さんの二年味噌でマリネしたローストポークは、豚肉が非常にやわらかくなり、ほんのり味噌の香りも楽しめる一品に。味噌を入れたパウンドケーキやみたらし団子も味わい深かったですね。植田鰹節店さんのカツオ節は、お客様の目の前でピザの上に削ってのせて、削りたての香りを楽しんでいただく趣向に。ブッフェだからこそできる、遊び心あるメニューになったと思います。
企業同士を結ぶ“橋渡し”ができたらうれしい
朝はできたてオムレツ、昼はローストポークなど、シェフが目の前でつくってくれるライブキッチン
こうした地元企業さんとのつながりは、自分がスーパーをまわって見つけた食材に惚れ込み、連絡させていただいたことがきっかけとなり、コラボ企画が実現したケースもあります。当ホテルのメニューに使用することで、味の紹介、商品の紹介になったらうれしいなという思いで企画しています。これからも信州のおいしい食材を料理に取り入れて、幅広いお客様に楽しんでいただけたらと考えています。
もうひとつ、例えば味噌だけだと味が少し尖りすぎてしまうけど、そこにハチミツを加えることでまろやかになるというふうに、素材の意外な組み合わせってありますよね。その延長で、お付き合いのある味噌屋さんと蜂蜜屋さんを結ぶなど、なにか橋渡しのようなことができたらおもしろいなと思っています。企業さんにとっても、新たな展開や販路の広がりに貢献できればうれしいですし、県内外に信州の魅力をよりアピールできるよう、今後も柔軟にチャレンジしていきたいですね。
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ARURA・しあわせバイ信州編集部
「信州が大好き!」をモットーに、発見や驚きに満ちた情報、ほっと安らぎを感じられる情報、テレビや雑誌では紹介しきれなかった情報など、長野県をますます好きになる情報を発信します。