ARURA・しあわせバイ信州編集部
「信州が大好き!」をモットーに、発見や驚きに満ちた情報、ほっと安らぎを感じられる情報、テレビや雑誌では紹介しきれなかった情報など、長野県をますます好きになる情報を発信します。
イオングループの中核企業であり、総合スーパー「イオン」「イオンスタイル」などの店舗を構える「イオンリテール」。長野県内には12店舗を擁し、地域社会やお客さまの声に耳を傾けながら、地域密着型の店づくりを手がけています。地産地消だけでなく地産全消に取り組めるのも、全国の調達網を活用できるイオングループならでは。今回は北陸信越カンパニーのエリア政策グループ長野県担当、芳村伸人さんに、しあわせバイ信州運動に参画した思いをうかがいました。
「お客さま第一」のもと、県とも連携し、地産地消に取り組む
イオンの基本理念は、「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というもの。お客さまをなにより第一に、地域の産品を発展させ、地域やコミュニティの繁栄のため、能動的に貢献していきたいと考えています。
こうした思いは、長野県内の経済循環を高めていこうという「しあわせバイ信州」の理念と合致すると考え、県とも連携を取りながら、今後も地産地消につなげていきたい所存です。
今年10月には、毎年行っている大感謝祭の一環として、イオンモール佐久平で「信州フェア」を開催しました。「しあわせバイ信州運動inイオンモール佐久平」では地元キャラクターが大集合したほか、県農政部による信州産牛乳のPRや長野県立大学の甘酒ドリンクの試飲、クイズラリー、ワークショップなども。
売り場には信州サーモンをはじめとする信州産の農畜産物を多数取りそろえ、家族連れを中心にたくさんのお客さまでにぎわいました。
注目は、長野県産オリジナルブランド豚や新鮮な地元野菜、健康増進弁当など
県内のイオン、イオンスタイルで常時取り扱っている商品でおすすめなのは、長野県産オリジナルブランド豚「信州黄金米豚」です。玄米入りの飼料を食べて育った豚肉は、通常の豚肉と比べてオレイン酸が多く含まれ、脂身がさっぱり。非常に肉質が良く、甘みを感じるおいしさです。
ロース超薄切り、バラ薄切り、もも切り落とし、ヒレかたまりなど、さまざまな部位をご用意しています。
また、地域の生産者さんが採りたての野菜を毎朝持ち寄る、地元の野菜・果物コーナーにも注目です。写真のイオン佐久平店には、夏場はみずみずしいレタスを中心とした葉物が、また秋冬にはいろいろな種類のりんごが並びます。大ぶりの唐辛子・バナナ南蛮など、東信ならではのご当地野菜がお目見えすることも。全国でも有数のおいしい野菜と果物を、新鮮な状態で地域の方に手に取っていただいています。
お弁当コーナーでは、長野県健康福祉部と連携して作っている「信州ACE弁当」も好評です。信州ACE弁当とは、塩分控えめ、野菜たっぷりの健康づくり応援弁当のこと。
・主食、主菜、副菜がそろっている
・エネルギーが600kcal以下
・野菜が140g以上
・食塩相当量が3g未満
・栄養成分(エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量)を表示
・長野県産の食材を使用
のすべてを満たしているもので、イオンでは県産の鶏肉を使用しています。健康に配慮していながら価格もお値打ち。近隣で働く方のほか、年配の方が昼食用に買われていくことも多いようです。
生産者とふれあえる催しもお楽しみに
地域の経済循環促進に向けて、冒頭でお話しした「信州フェア」のようなイベントを今後も手がけていきたいと考えています。
以前、イオンモール松本で原村の生産者さんを招いて農産物を販売する催しを行ったのですが、お昼過ぎには完売してしまうほどの人気ぶりで。私個人的にも、採れたてのトウモロコシを生で食べて、そのおいしさに衝撃を受けたほど。生産者さんから、「これは浅漬けにしたらおいしいよ」など食べ方を教えていただけるのも、コミュニケーションが図れる良い機会なのではないでしょうか。
逆に、埼玉のイオン店舗で長野県フェアを行った際は、県産果物に加え、牛乳パンや軽井沢のチーズケーキ店のシュークリームなども大変評判を呼びました。全国展開の強みを生かして、長野のいいものを積極的に全国に紹介していくことも大切なこと。こうした地産地消、地産全消への取り組みは、今後も継続して行っていきたいと考えています。
「信州が大好き!」をモットーに、発見や驚きに満ちた情報、ほっと安らぎを感じられる情報、テレビや雑誌では紹介しきれなかった情報など、長野県をますます好きになる情報を発信します。